怒る人

怒る人がいる。

怒りに限らないけれど、ネガティブな感情を持って振舞っている人に対しては、「どうしてこの人はこういう行動をするのか」という視点を意識するようにしている。

 

怒りを見せられたり、色々言われたり、されたりすると、何だかこっちも飲み込まれてしまう。そこで正面からとっくみあってみても、なかなかうまくいかないことが多い。こちらも冷静さを失ったりもするし。

 

そこで一歩引いて、この人がこんなことをしている「本当の」理由は何だろうと考えてみると、ちょっと分かることがある。

背景を考えると言ってもいい。

これは経験的に言って、かなり効果がある。

 

要するに、当人が言っている(あるいは思っている)理由が、本当の理由でない場合がわりとある。

本人が自分でも分かっていない。

そういうことって、結構ある。

目の前のことをまともに取り合うんじゃなくて、その向こうや根本を考える。

 

人の思考の癖とかって、わりとその人の傾向ってやっぱりある程度ある。こういうことは嫌だとかこういうことは許さないとか、背景を掘り下げてみたらわりと同じようなパターンで怒っていたりする。その表面的な表れ方がその都度違うだけで。

 

話を深く聞いて話し合っていくと、結局原因は最初に言ってた話とけっこう違う内容になってる場合もわりとある。

 

なかなか冷静にできないことももちろん多いけれど。でも私は、人の言ってることを話半分に聞くわけではもちろんないけど、それはそれでちゃんと頭に入れながら、でもあまりまともに取り合わずに、「この人はこれによって何が言いたいのか? この人は自分でも知らないうちにこの行動によって何を示しているのか?」を考えるようにしている。

場合によってはその人自身が言ったりやったりしていることは、こちらの中では適度に流して対応しておいて、その背景を手当てしてやる方が早いこともある。その方がこちらも疲弊しなくてすむ。

人の怒りは無視するべきではないけれど、全部受け止める必要はないと思う。