一人の夕暮れ

人間、たまには一人きりになって孤独と向き合うことも必要なのかな、と思います。

忙しい日常に飲み込まれていると、目の前にあることで時間がうまっていってしまってね。

空白っていうものがなくなっちゃう。

人間、環境の生き物ですから。まわりの環境で自分が出来上がってる。仏教ではこれを縁起という。

だから空白がないと、目の前身の回りにあることだけが自分をつくっちゃって、それ以外の自分がいなくなってしまう。

 

たまに一人っきりになると、その空白にいろいろなものが浮かんでくる。

夏の夕暮れに一人っきりで外に座って、夕焼けに染まって赤くなって、それから薄暗くなっていく空を眺めていると、いろいろなことを思い出す。

ずっと心にひっかかっていたけど、なかなか連絡できずにいた、音信不通になってしまっている大切な友人のこととかを思い出す。

手紙を書いた。

返事はきっとないだろう。

でもまたいつかきっと話せるような気がする。

 

こういうとき、一応でもいろいろ形や環境が整えてあって、開いて何か書けばいいだけのこのブログという場所があって、ありがたいなと思う。

返事のこない手紙を書くことと、こうして特に読者もいないインターネットの片隅に文章を書くことは似ていると思う。

うまくは言えないけど、似ていると思う。