自分のいる場所を好きになること

以前、私のモットーは自分のいる場所を好きになることです、と言っていた人がいた。

いい言葉だな、と思った。

 

人は環境で出来ているものだから、苦しいときはしがみつかずに環境を変えることはすごく大事だし、好きになれない場所を無理に好きになる必要はない。その場所を好きになれないからといって自分がだめだと思う必要もない。

それはそう。

全部を世界のせいにしてはいけないし、全部を自分のせいにしてもいけない。その塩梅が難しいわけなのだけれど、でも自分がいる場所を好きになることって、ほんとに大事だなと彼女の言葉を聞いたとき思った。

 

私はこの「禅ねずみ」っていう自分のブログが場所として好きで、わりと自分でトップページを開いたりします。別に記事を読み返したりするわけでもないのだけれど、なんだかほっとするというか、自分の寝ぐらにきたみたいな気がして、なんだかこの場所は好きだな、と思う。

自分がいいと思うデザインにしているのだから当然なのだけれど、なんだか居心地がいいな、と思うから、ここでまた何か書こうかなという気持ちになる。

こういうことって、大事だと思う。

 

職場でも家でも何でも、自分がいる場所を好きになることって、意外と忘れがちなんじゃないかなと思う。

好きって、勝手に湧いてくる感情に任せておけばいいだけじゃなくて、大人になったら、自分から自然に好きになる努力も必要なんじゃないかと思う。

自分から、自然に好きになる努力って、それ自体が矛盾だけど。

でも、それが別の言い方をすればある種の責任っていうか、大人になるってそういうことなんじゃないかなと思う。

今書きながら思っただけなんだけど。

 

でもたぶん、私のモットーは自分のいる場所を好きになることです、っていう言葉を聞いて何だかいいなって思ったときの自分は、こういうことを考えていたんじゃないかと思う。